ロシアを訪問中のアメリカのライス国務長官は15日、モスクワで「アメリカは中央アジアで新しい軍事基地を設置しない」と改めて表明しました。
ロシアのラブロフ外相が当日、明らかにしたとことによりますと、ライス国務長官は15日、プーチン大統領との会談で、「キルギスのマナス軍事基地を除いては、アメリカは中央アジアでいかなる新しい軍事基地をも設置しない。アメリカがキルギスのマナスで軍事基地を設置する目的は、アフガニスタンにおけるテロ取締りを最後まで進めるためだ。アメリカとロシアはテロ反対と麻薬取締りの面では意見の食い違いがない。また、双方はイランの核問題についての討議で、大量破壊兵器の拡散は許せないと共に強調した」と述べたということです。
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