EUの「食物連鎖と動物健康専門委員会」は14日、「鳥インフルエンザを予防するため、EU加盟国全員が一系列の措置を取る」と決めました。
ルーマニア、トルコなどで鳥インフルエンザが発生した後、同委員会は、13日から2日間にわたる緊急会議を開き、EUの直面する情勢を検討しました。会議では、各加盟国に対して、野性動物と家禽の接触防止を要求することで一致しました。
WHO(世界保健機関)が同じ日報告を発表しました。報告では、「鳥インフルエンザの警戒クラスは依然として3級に留まり、当面のところ人間に直接の脅威はない」とすると同時に、「家禽と直接に接触する人は予防ワクチンを注射すべきだ」と呼びかけました。
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