イラク暫定国民議会では12日、各派の指導者が憲法の修正問題で達成した協議が採択されました。
タラバニ大統領は、シーア派クルド政党の指導者との共同の記者会見の席上「暫定政府は各側の意見を受け入れる。スンニ派の民衆は国民投票をボイコットするべきではない」と述べました。
イラク憲法起草委員会のムトラクスンニ派代表は当日、「スンニ派の利益を考慮して憲法に修正を加えても、この修正に不満を持つ民衆はこれを否決できるため、スンニ派の利益は相変わらず確保できない状態となる」としています。