ニューヨークで開催中の国連成立60周年サミットに参加している韓国のノ・ムヒョン(盧武鉉)大統領は15日、「アメリカは朝鮮との関係正常化を真剣に考慮し、両国のこれまで数十年の敵対状態に終止符を打つべきだ」と強調しました。
ノ・ムヒョン大統領は、当日韓国の社団が催した昼食会の席上、「朝鮮半島の核問題の根源は米朝間の敵対と相互の不信頼にある。この問題を解決するため、米朝双方は関係の正常化を実現する必要がある」との見解を示しました。
ノ・ムヒョン大統領はさらに、「平和は平和に取って代わることができるが、対立は新しい対立を生むだけである。アメリカの判断と決定は、東北アジア情勢の安定にとって最も重要な要素に関わっている」と述べました。
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