イギリスのBBCの12日報道したところによりますと、イギリスのブラウン財務相はEU・欧州連合財務担当閣僚会議への参加に先立って、「EUがセーフガード政策の実施に頼り、その他の国と地区との競争に対応することは現実的ではない」と指摘しました。

　ブラウン財務相は、その際「アジアと世界のその他地区からの競争を前に、EU加盟国は改革を実施し、経済を一層の活性化をはかりし、より柔軟性をもつものとしなくてはならない」と述べました

　これについて専門家は、ブラウン財務相の談話の目的は、EUの中国繊維製品問題に対する貿易保護主義の実施を批判することにあるとしています。