第59回国連総会は、加盟国が「成果文書」草案をめぐって共通の認識が達成していないことから、元の12日の閉幕を延期させることになりました。
今回の国連総会では12日の午後3時に、ニューヨークの国連本部で閉幕する予定でしたが、「成果文書」草案の発表についてまだいくつかの加盟国の同意が得られなかったことから、国連総会は閉幕時間を午後7時に延長すると発表し、午後7時に行なわれた第117回全体会議では、国連総会のジャン・ピン議長が、「『ミレニアム目標』と国連サミットで採択される予定の一部決議草案は13日の午前中にまとめる必要がある」と述べ、国連総会の閉幕期日を発表していないため、第59回国連総会の閉幕期日が延長されたものです。
国連の報道局によりますと、閉幕期日の延期は国連史上初めてのことだとしています。
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