『石油と食料交換プログラム』をめぐる不正事件を調べている独立調査委員会は、「アナン事務総長にはこの計画の実施プロセスで不正を防防止できなかったことにより、失職の行為が存在しているとしているが、国連のアナン事務総長は7日、これにより辞職するつもりはない」と述べました。
これは、アナン事務総長が独立調査委員会の責任者ボルカー氏の提出した最終的調査報告を聞いた後メディアに述べたものです。
アナン事務総長は、「国連の首席行政長官として私は、報告で明らかにされた国連内部に存在した問題に対して責任を負わなければならないが、いかなる人もこれによって辞職することになるのを望まない」と述べた後、このようなことが再び起こらないように、報告を真剣に検討し、その中から教訓を汲み取るよう各国に呼びかけました。
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