第13回アジア太平洋人権フォーラムが、30日午前北京で開幕しました。
中国の唐家セン国務委員はこのフォーラムの開幕式で挨拶し、「アジア太平洋地域諸国は、実情に基づき、人権の促進保護システムを形成させ、アジア太平洋地域の特徴を持つ人権協力のモデルを積極的に構築していくべきだ」と述べました。
唐家セン委員は、その際「アジア太平洋地域での人権協力では、平等と相互尊重の原則を堅持し、経済権、社会権、文化権と発展権の促進を優先的地位に置くべきであり、この地区の優れた文化的伝統と価値観を堅持し、その他の地区の有益な経験を学び、段取りを追って協議を行い認識を一致させる方式をとるべきである」と述べました。
今回のアジア太平洋人権フォーラムは、アジア太平洋諸国がアジア太平洋地域での人権協力を強化するための重要な会議で、アジア太平洋地域の37の国と国際機構の代表がこれに参加しました。
|