アメリカのボルトン国連大使は11日、ニューヨークの国連本部で「アメリカは安保理拡大に最後の期限を設定することに反対する」と表明しました。
ボルトン大使は「安保理拡大の期限設定が安保理の拡大にプラスとなるという考え方は道理のないものだ。安保理の構成を変えることは『国連憲章』の関連条項の修正にかかわってくることから、各国の真剣な考慮が必要な厳粛な問題だ。安保理の改革問題については、アメリカはそれに期限を設定する必要がないと見ている」と述べました。
ボルトン大使は談話の中で、アメリカは日本の常任理事国入りを支持している立場を改めて表明しました。
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