国連のアナン事務総長は5日、そのスポークスマンを通して声明を発表し、一人のイスラエル兵士が、イスラエル北部のアラブ系住民の町・シャファラムのバスの中で、乗っていた人々を殺したことを非難すると共に、死者の遺族に慰問の意を示めしています。
現地時間4日午後6時前後、19歳の現役のイスラエル兵がバスの中で乗っていた人と揉め事が起き、車内で発砲したことで、4人が死亡し、22人が負傷しました。死傷者の多くはイスラエル籍のアラブ系です。事件発生後、この兵士は人々から殴られて死亡したということです。