国連のアナン事務総長は25日、ニューヨークの国連本部で、「国際社会は一日も早くテロ取締り問題で共通の認識に達し、世界的なのテロ取締り条約の早期制定を促進しなければならない」と述べました。
アナン事務総長は、その際「このほど、イギリスのロンドンやエジプトのシャルム・エルシェイクで相次いで発生したテロ事件は、世界的なテロ取締り条約の締結の急迫性を改めて国際社会に提示した。テロリズムへの取締りは、ある宗教を対象にするものではない。いかなる動機であろうと、罪なき民間人を標的にして暴力襲撃を行うことは、いずれもテロ行為である」と指摘しました。
アナン事務総長は、また「国連は、テロ取締り闘争で主導的な役割を果たさなければならない」と強調しました。
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