北京で行われている朝鮮半島の核問題をめぐる第四回6カ国協議は5日、引き続き中国側が提出した共同文書草案について協議を続けました。
関係者によると、朝鮮とアメリカの代表団の副団長は5日午前に1時間あまりの会談を行い、これを踏まえて、米韓、韓朝、中米と中日のそれぞれ代表団の団長が会合を行い、共同文書について一致を求めました。
韓国代表団のソン・ミンスン(宋旻淳)団長は、朝米双方は核エネルギーの平和利用、核開発の破棄の範囲など具体的問題について討議したものの、双方の相違点は縮めることはできなかったとしています。
これまで6カ国協議は11日開かれ、各側は合わせて70回もの二国間協議を行いましたが、共同文書については一致に達していません。中国側代表団のスポークスマンは、六カ国協議はまもなく終了するだろうと述べています。
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