台湾海峡経済貿易交流協会の李水林会長は23日北京で、台湾産果物輸入のゼロ関税措置の実施を妨害しないよう台湾当局に呼びかけました。
報道によりますと、今年の5月、中国大陸は15種類の台湾産果物に対しゼロ関税を実施すると発表しましたが、台湾当局の妨害により、この措置はいまだに実現していません。
これについて李水林会長は、「いま、台湾産果物は収穫と販売のピークを迎えており、大陸と台湾双方が輸入でのゼロ関税実施における事務的問題についていち早く協議を行うことが非常に必要となっている。台湾海峡経済貿易交流協会は、台湾産果物が順調にゼロ関税実施によって大陸市場に進出するため、台湾の民間農業機構が27日に大陸に来て双方の間の疎通を深めることを歓迎し、問題がいち早く解決されるよう期待している」と述べました。
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