国連のアナン事務総長は12日声明を発表し、「レバノンの首都・ベイルートで起きた、レバノンのムール国防相を狙った自動車爆破事件に驚くとともに、それを非難する」と表明しました。
この声明は「襲撃の目的は、レバノン人民が平和で、独立した民主国家を築く努力を妨げるものだ」と指摘し、レバノン政府が襲撃者を摘発し、法律で処罰するよう求めています。
別の報道によりますと、レバノン、シリア、ヨルダンの三ヶ国は当日、ベイルートの襲撃事件をそれぞれ非難しました。レバノンのシニオラ首相は「テロ襲撃は、国を建設しようとするレバノン人民の決心を動揺させることはない」と述べました。
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