国連のアナン事務総長は12日、安保理の会議で、適時に措置を講じて人道的危機を予防し、必要な時に民衆を保護する責任を担うよう安保理に呼びかけました。
アナン事務総長は、「ある国が自国の公民の極端な暴力活動による傷害から保護ができない或いは保護を望まない場合、国際社会が安保理を通じてこの国に対して干渉しなければならない」と述べました。
中国の張義山国連副代表はその発言の中で、「より効果的に紛争の発生を防止し、解決し、及び紛争後の再建を確保することは、安保理が人道的危機に対応する中で担わなければならない主要責任である。当事者に援助を提供する時、地元の歴史、文化伝統と法律制度を十分に尊重しなければならず、予定されたモデルを強要すべきではない」と指摘しました。
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