ドイツのフィッシャー外相は20日ベルリンで、「先週末EU・欧州連合首脳会議が失敗に終わった後、EUは今まで最も深刻な危機状態にあり、長期には分裂される可能性がある『強い欧州』と『弱い欧州』の危険が存在する」と警告しました。
ドイツのメディアによりますと、フィッシャー外相は、「EUは『統一の危機』に陥っている。EUの創始国であるフランスとオランダが相次いで『欧州憲法条約』を否定しており、EUは『グローバル化の危機』と『条約批准の危機』に直面した」と述べました。
フィッシャー外相はまた、「EUは危機に直面していると同時に、チャンスもある。EU加盟国は欧州の一体化実現に関する新たなタイムテープル、方式および方法について合意に達することができ、欧州の一体化プロセスを阻むことができない」とも述べました。
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