アルバニアのマスメディアは、EU・欧州連合のオッリ・レーン拡大担当委員がこのほど、EU 拡大プロセスを引き続き推進していくことを表明し、EU 加盟の基準に一日も早く達するようバルガン諸国に呼びかけたと報道しました。
オッリ・レーン委員はアルバニア、マケドニア、クロアチア、セルビア・モンテネグロ、ボスニア・ヘルツゴビナなどの西バルガン諸国のマスコミに宛てた書簡のなかで「『EU憲法条約』の採択プロセスをいかに推進させ、選挙民の憂慮と不満などの問題を如何に解決するかと改めて考慮すると同時に、EU の拡大プロセスは依然として継続する」と強調したあと、引き続き努力し、EU 加盟に必要な政治と経済の基準にいち早く達するようバルガン諸国に呼びかけました。
フランスとオランダの国民投票で、「EU憲法条約」がそれぞれ拒否された後、EU 加盟を要求している西バルガン諸国は、フランスとオランダでの否決が、そのEU加盟に影響することを懸念しています。
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