フランスのフィリップ・ドゥスト=ブラジー外相は7日、ストラスブールで欧州議会を訪問した際、ユーロを信頼する呼びかけました。
ブラジー外相は、「全てのヨーロッパ国家の経済はユーロが誕生する前に脆弱だった。ヨーロッパ社会経済政策の発展を理解した人々は分かるように、ユーロが誕生する前に、EUの多くの国は為替レートや赤字面で多くの問題が存在しており、自国の競争力は現在より弱かった」と指摘しました。
ブラジー外相は、「多くの人が大ヨーロッパの建設を疑うのは、ヨーロッパでは真に危機が出たことによるものではなく、ただ一部のヨーロッパの国が『EU憲法条約』を拒否したことによるものである」と指摘しています。
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