6日午後、満員乗客を乗せた長距離バスがネパールの南部で地雷爆発による襲撃をうけ、少なくとも36人が死亡し、70人あまりが負傷しました。

　アナン国連事務総長は、これについて、これに類した暴力行為を直ちに停止し、民間人が死傷する事態を避けるようネパール国内で衝突している各方面に呼びかけ、また、犠牲者の遺族に慰問の意を表しました。

　ネパール反政府武装勢力は1996年2月から襲撃行為を行うようになり、現在まで、500人余りの人々が地雷爆発により死亡し、その中には、民間人も少なくありません。