国連のスポークスマンは1日、ニューヨークの国連本部で行われた記者会見で、「アナン事務総長は5月31日、石油と食糧の交換計画をめぐる不正疑惑で大きな不正行為をした国連職員のジョセフ・ステファニデス氏を解雇処分した」と発表しました。
それによりますと、国連の入札過程におけるステファニデス氏の規定違反問題について、全面的評価を行った後、「大きな不正行為」をしたことをアナン事務総長が認定しており、国連職員条例に従い解雇処分をし、ステファニデス氏本人にもこの決定を告知したとのことです。