日本では今年、侵略という犯罪を粉飾し、覆い隠した「新しい歴史教科書」(扶桑社発行、新しい歴史教科書をつくる会編)が出版された。日本政界のある要人は最近、第2次世界大戦での日本の犯罪を弁護する発言を繰り返し、中国を含むアジアの人々の強い怒りを招いた。しかし、事実は雄弁に勝る。歴史の改ざんは許されない。
日本の無条件降伏の後、戦争犯罪に対する裁判は▽極東国際軍事裁判(東京裁判)▽南京国民政府による南京軍事裁判▽中華人民共和国の建国後に瀋陽市(遼寧省)と太原市(山西省)で行われた特別軍事法廷??の計3回。うち、特別軍事法廷は1956年6月~7月、瀋陽市と太原市の2カ所で行われ、日本の戦犯45人が裁かれた。(編集NK)
写真(左):特別軍事法廷の会場前で撮影された公訴人と職員の集合写真=1956年7月
写真(右):起訴状を読む公訴人=1956年7月
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