国際バラとガーデニングショウ組織委員会が主催した第7回国際バラとガーデニングショウは5月20日から25日まで、埼玉県所沢市の西武ドームで開催されました。
バラの品種改良はジョセフィーヌから始まり、これまで作り出されたものは、その数2万5000から3万種とも言われています。バラをテーマにしたこのイベントは今回の開催で7回目を迎え、イギリス、フランス、オランダ、日本、アメリカなどバラの名産地から出品された珍しいバラが勢揃いしで、21万人もの観客が集まったとのことです。
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日本の皇后陛下の最愛のバラ |
雅子皇太子妃の最愛のバラ |
イベントも花盛り。フランスのバガテル公園と提携した「河津バガテル公園」(静岡県河津町)は今年で開園5周年となり、従来のシンボルローズ「伊豆の踊り子」に加え、記念花として「クイーンバガテル」を選定しています。
そのほか、バラ園のスペースを拡充し、会場内には7000種以上の世界最大規模のバラ園となった「花フェスタ記念公園」(岐阜県可児市)ではイベント「花フェスタ2005ぎふ」を実施しています。
2006年5月には、世界37カ国のバラ会から花が集まる3年に一回のバラの祭典「世界バラ会議」大阪大会が花博記念公園鶴見緑地内と大阪国際交流センターで開催される予定です。
ワインと同じように暮らしを豊かにする嗜好品のバラも身近になってきています。色、形、香りに富んだバラを、歴史、自然、都市の3方向からさまざまな形で展示された華麗な祭典です。
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