第二十课:你去过九寨沟吗?
第二十課:九寨溝へ行ったことがありますか?
中国の名勝
桂林
桂林は中国でもっとも独特な風景の景勝地で、西南地区に位置します。桂林の山は、平地に聳え、姿が多様です。灕江の流れは、曲がりくねり、透き通っています。山が多く洞穴があり、洞窟には、奇妙な形の岩があります。そのため、“山が青く・水が清く・洞(ほら)が奇妙で、岩が美しい”桂林の景観が形成されたのです。灕江はまた、桂林ともう一つの都市――陽朔を結び付けています。
九寨溝
“童話の世界”・“俗世の仙境”として知られる九寨溝は、四川省の西北部、青海チベット高原の東南部に位置します。標高が2000~3000mの間で、九つのチベット族村落からなるので九寨溝という名で呼ばれるのです。九寨溝の広大な森林は、季節の変化に伴って、さまざまな色彩に変化します。九寨溝の湖水は極めて特徴があり、黄色・緑色・藍色・蜜柑色など異なる色を呈します。九寨溝のチベット族村落には、素朴なチベット族住民が住んでいます。
泰山
泰山は中国東部の山東省泰安市に位置します。泰山は五岳の筆頭で、秦の始皇帝、漢の武帝、唐の太宗、宋の太祖から、明清時代まで、歴代帝王が封禅祭祀し、歴代皇帝がここで天地を祭りました。主峰は標高1545mで、気勢が雄大かつ壮麗で、常に中華民族の雄大崇高の象徴とされています。山には岩石が林立し、冬は雪に覆われ、春・夏・秋は樹木が鬱蒼としています。文人墨客が詩を詠み・題字を彫り、豊富な文物古跡を残しており、露天の歴史芸術博物館と称されています。
黄山
黄山風景区は、安徽省南部に位置します。黄山の山体は雄大奇特で、さまざまな形の岩があります。主峰の蓮花峰は標高1840mです。黄山の美しさは、珍しい形の松・奇妙な形の岩・山腹に漂う雲にあります。黄山の松は断崖絶壁の岩の隙間に力強く生長しており、とくに形の美しい迎賓松が有名です。黄山は降雨量が豊富で、林木が鬱蒼とし、山腹に雲が漂い、自然景観が無限に変化します。黄山は自然の景観の間に、特定の文化が形成され、中国でもっとも有名な山水画派の発祥地とされています。
秦の始皇陵と兵馬俑
西安は陕西省の省都で、歴代13王朝の都城でもあり、中国歴史文化の中心地です。西安は、中国最初の統一王朝――秦朝の都城で、秦の始皇帝陵と兵馬俑で世界に知られています。兵馬俑坑には実物大の武士や戦馬の陶俑7000体あまりが整然と置かれています。秦陵の兵馬俑は、“世界八大奇跡”の一つとされ、20世紀考古史上の偉大な発見とされています。
長城
中国の長城は、人類文明史における偉大な建築物です。長城は2000年あまり前の春秋戦国時代に建造が始まり、全長が約6700kmです。合わせて20あまりの諸侯国と封建王朝が長城の建造に参加しています。その中、秦・漢・明の時代に建造された長城の長さは5000kmを超えます。長城は中国北部に位置し、東の山海関から西の嘉峪関までで、山脈や砂漠を横断しており、中華民族の古老な文化の不滅の名作だと言えます。