第九课:我喜欢游泳。
第九課:水泳が好きです。
中国の囲碁と象棋(中国将棋)
中国の囲碁と象棋は、奥が深く、いろいろなうち方があり、世界の棋類に関する文化では独自の地位を占めています。囲碁は中国の勤労者が編み出した伝統的なゲームで、中国の国棋であり、貴重な古代文化の一つで、その歴史は3000年以上にもなります。中国古代の四大芸術である「琴・棋・書・画」は歴史が長く、そのうちの棋とは囲碁のことで、芸術であるばかりか競技でもあるのです。
囲碁のルールは簡単ですが、広い空間に碁石を並べることが出来、それは変化に富むもので、これこそがその魅力なのです。囲碁の対局時間は象棋よりも長く、短くても15分、長引けば数日かかることがあり、その多くは一時間から二時間です。
いま、囲碁は中国だけでなく、アジアでは数百万の人々、欧米でも多くの人が囲碁を楽しんでいます。
象棋も中国で生まれたもので、悠久な歴史があります。象棋は古代からの知力を求められるゲームで、人々はこのゲームを通じていくらかの人生の哲理を知り、自分の物を悟る能力、思惟能力を高め、日常の楽しみを味わうのです。
象棋の駒は将(帥)、士(仕)、象(相)、馬、車、砲、兵(卒)の七種からなり、それぞれ機能が異なり、相手の将(帥)をより早く詰ますことで勝敗を決めます。
中国の成語ではこの囲碁と象棋にかかわるものが非常に多く、「当局者迷」、「旁观者清」、「举棋不定」、「专心致志」、「棋逢对手」、「人生如棋」、「世事如棋」、「长安棋局」、「治国如弈」などがあります。
書道、文房四宝
書道は中国の優れた伝統芸術で、漢字を通じて物事を表し、筆とその道具としています。殷・商の時代からこれまで3000余年、書道は多くの分野で活用され、その価値は高く、また非常に高い審美的価値もあります。その簡潔で練れた筆の運びとそれによって書かれた字は、その人物の豊富な考えを表し、人々に美を楽しませてくれ、その万事万物の「対立と統一」という法則は人の精神、気質、学識と修養の程度を表すのです。
書はその発展初期(殷・商から漢と三国時代)には、その文字は甲骨文、古文(金文)、大篆(籀文)、小篆、八分隷、草書、行書などの段階を通じています。
文房四宝は中国文化の誇りです。文房とは書斎のことで、中国の昔の文房では筆、墨、紙と硯の四つの文房具があり、これを四宝と呼びます。
(1)筆とは毛筆のことで、中国特有の書写用具です。これは羊、兎と鼬の毛で出来ていることから毛筆と呼ばれ、春秋時代から製造されていました。
(2)墨は字を書き、絵を描くとき使う黒の顔料で、松煙などを原料で作られています。
(3)紙は中国の四大発明の一つで、唐と宋以後、宣紙は書や絵画に使われる上等の紙となり、宣紙の特徴は、素地が丈夫で、色は白く、滲みがあり、墨の付きがよくいろいろと変わります。
(4)硯は墨を水ですりおろすために使う、石などで作った道具で、5000年の歴史があり、漢代から硯は伝統的書画芸術の仲間入りを果たしています。