著名な建築物

天安門広場

天安門広場の総面積は44万平方キロで、世界最大の都市の広場です。広場の中央には人民英雄記念碑と旗竿が聳えたち、毎日の国旗掲揚式は多くの観衆を引き付けています。北は天安門の楼閣で、南端には「毛主席記念堂」があり、東の中国革命博物館や中国歴史博物館と西の人民大会堂が相対して建てられ、この配置は中国のシンボル的な建築様式なのです。

 

故宮

故宮は「紫禁城」ともいい、明と清の両時代の王宮で、世界最大の宮殿でもあるのです。1420年（明の永楽8年）に完成し、ここは明・清時代の皇帝が政務に携わり、皇帝と皇族が起居したところです。故宮は都城の南北を結ぶ中軸線の上にあり、その周りを深さ6メートルの護城河（お堀）と高さ10メートルの城壁が囲み、建物は全体的に荘厳で大きく、そのなかに柱間にして9,000あまりの部屋があります。いずれも木造建築で、黄釉瓦をいただき青白石の基壇の上にたち，光り輝く色彩で飾られています。中国では竜は古代皇帝の表すもので、この宮殿の著しいところにその彫刻が施されています。これら宮殿は南北を通る中軸線によって左右対称に分布し、また中軸線上の主な建物の漢白玉でできた道は皇帝だけが通れるのです。

 

毛主席記念堂

毛主席（1893―1976）は中国共産党、中国人民解放軍と中華人民共和国の主要な創設者と指導者です。毛主席記念堂は天安門広場に聳え立つ人民英雄記念碑の南にあり、記念碑と故宮を結ぶ中軸線の上に建てられ、毛主席の遺体は記念堂中央にある水晶の棺に安置され、人々がその遺容を拝しています。

 

 

手話による数字

日常生活での手話も効果的に付き合う方法であり、中国では決まった手話で1から10を表します。