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中国一のリンゴ町・栖霞という町
   2008-11-05 11:52:45    cri

 栖霞は「霞がとまる」という意味で、ここは古くから霞がよくかかることで名が知られています。地理的な位置は日本の仙台市に近く、面積は2016平方キロで、仙台市の2倍ぐらいです。内陸の町ですが、北は蓬莱、南は青島、東北は煙台と接しており、交通の便もいい場所です。

 人口はおよそ66万ですが、そのうちの56万人がリンゴ農家で、リンゴ栽培が中心となっています。また、13の鎮を管轄しており、規模としては中国では小さめな町です。

 季節の移り変わりははっきりしています。年平均気温はおよそ11度で、空気も割合しっとりとしているので過ごしやすいです。降雨量は650ミリ程度、霜が降らない日数は207日、北方の町としては多いほうです。また、年日照時間は2690時間にのぼり、小麦やトウモロコシ、落花生などの作物にも適していますが、果物、特にリンゴ栽培には最適です。

都市建設前の町

今日の市中心

 栖霞の耕地面積80万ムー(53333平方メートル)のうち、70万ムー(46666平方メートル)近くがリンゴ農園になっており、栖霞一人当たりは1ムー(666平方メートル)になっています。栽培されている品種はいくつかありますが、日本の富士リンゴがメインで70%を占めており、「2001」「紅将軍」「紅王者」などの名前がつけられています。

 リンゴの年間生産量は145万トンに達しており、全国の6分の1を占めています。つまり、中国人は年間一人当たり2グラム、栖霞のリンゴを食べているということになります。青果業が栖霞市の経済の50%以上を占めていて、しかも関連産業も栄えており、まさに町はリンゴで支えられているといえるでしょう。

 また、栖霞市のリンゴは「無農薬リンゴ」「高い栄養素」、「形がいい」、「おいしい」「高品質のリンゴ」として、全国で名が知られており、そのため栖霞市は2007年に「中国一のリンゴの町」に選ばれました。

 栖霞市果物業発展局の生産研究科のド学平科長は、長年果物の栽培を研究しており、第一線で活躍しています。ド学平科長は、リンゴの歩みをこのように紹介していました。

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