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宮本大使と被災地の青年達 |
「赤とんぼ」を歌う北京大学の学生 |
日本外務省の招待を受けて、中華全国青年連合会が派遣する中国青年代表団の一行330人が7月23日から30日まで日本を友好訪問します。日本での滞在中、東京、京都、大阪、神奈川県、千葉県、兵庫県、山梨県などの各地を訪れ、日本の人々とエネルギー、環境保護、医療衛生、防災などの分野で幅広く交流することになっています。
今回の青年代表団のメンバーには青年指導者、公務員、科学技術者、医療関係者のほかに、福田首相の提唱による「福田プラン」に基づいて選ばれた北京大学の100人の大学生や四川大地震で親を亡くした孤児26人が含まれています。
出発に先立って、在中国日本大使館は大使公邸で壮行会を開きました。
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挨拶する宮本雄二大使 |
挨拶する倪健代表団総団長 |
壮行会ではまず全員で四川大地震の犠牲者に、一分間の黙祷を捧げたあと宮本雄二大使が挨拶し、「相手国を訪ねて、本当の姿を見ることが相互理解を深める一番いい方法である。日本は自然災害が多発する国であり、日本国民は中国の被災地の方々の悲しみや苦痛を我がことのように思う強い同情の気持ちを持っている。日本国民は中国の震災復興のために、あらゆる支援を惜しまない」と述べました。
そして今回の訪問団の総団長を務める中国青年連合会の倪健主席補佐が長野聖火リレー、北京オリンピック、四川大地震への日本の支援に感謝の意を表した後、「今年は中日関係発展の大きなチャンスとなる特別な時期であり、中国の青年たちは両国の先輩たちが切り開いてくれた中日関係を発展させなければならない。中日関係の基礎は両国の国民にあり、特に両国の未来を担う青年にかかっている。両国青年は中日関係を推し進める力である。」と述べました。
なお、中日平和友好条約締結30週年を記念して、両国政府は2008年を中日青少年友好交流年とし、4000人の中日の青少年交流を実現させる予定です。今回の訪問団は、これに基づいて中華全国青年連合会が派遣した今年第二陣の大型訪問団です。(取材:廖麗 撮影:李軼豪)
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