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被災地医療チームが家族あてに送った携帯メール
   2008-05-28 16:45:00    cri

 以下の内容は、吉林省の長春市から被災地の支援に向かった医療チームが、救助活動の現場から彼らの同僚や自分の妻・子供・母などの家族に送った携帯メールの内容を集めたものです。

 >>被災地で仕事する医療チームから病院の同僚に宛てたメール

 「私達4人は既に9日間連続して仕事をしています。毎日14時間から20時間と仕事は不規則ですが、頑張っているので安心してください。」


 >>女性医療メンバーから愛娘へ

 「娘よ、母さんが急に仕事で家を離れることになって、あなたに説明する機会がなかったことを理解してほしい。今回の任務は過酷で危険だけれど、母さんには使命がありました。私の同僚にはもっと小さい子供がいて、誰かがそばにいてあげることが必要だった。あなたはそのことも理解してほしい。自分で自分の面倒をちゃんと見てね。母さんも早くあなたに会いたい。」


 >>男性医療メンバーから愛する妻へ

 「私たちは無事にぶん川県に到着しました。被災状況は深刻で、過酷な環境ですが、医療チームのメンバーたちは士気が高く、やる気に満ちています。父や母に心配しなくても大丈夫だと伝えてください。」 


 >>被災地で仕事する医療メンバーから病院の同僚へ

 「今日、私たちはこの世界で一番おいしいスープを飲みました。それは白菜のスープでした。私たちが今居る雁門鎮は周りを山に囲まれています。交通が不便で外からのアクセスが難しい上、余震も多発しているため、物資の輸送がとても困難です。そのため食料が不足しており、私たちは毎日持参のインスタントラーメンとパンを食べてきました。私たちが何日も野菜を食べていない様子をみて、民間の方が車一台分の白菜を運んで来てくれました。白菜を運んでいた車が来る途中で落石に遭いました。私は壊れたフロントガラスを見て、彼らが命を危険にさらして私たちのために白菜を運んで来てくれたのだと分りました。感動して言葉も出ませんでした。」


 >>ある医療メンバーから友人へ

 「昨日の手術は深夜の2時半まで続きました。手術中には余震もありましたが、患者の笑顔、たくさんの励ましの中で私は少しも疲れを感じませんでした。つらい仕事でしたが、私が夜遅く下宿先へ帰る頃には、不思議と人生で最高の喜びを感じました。私の職業は本当に神聖です。私の両手で一人また一人の人を救えたことが、心の安らぎを与えてくれます。今後もこの仕事を頑張って続けて行こうと思います。」

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