中国衛生省は、18日零時までに640人からなる防疫チームを四川省大地震の被災地に派遣しましたが、被災地では伝染病や突発の公共衛生事件は、これまで発生しておらず、また、血液の供給不足という状況はまだないということです。
また、中国軍隊の33の防疫チームは、17日から四川省のブン川、北川、茂県、理県などの被災状況の深刻な地域に赴き、防疫や伝染病の抑制作業になどに当たっています。
なお、中国農業省の高官が17日発表したところによりますと、農業省は、被災地に動物防疫専門家チームを派遣しており、このチームは、死亡した家畜による疫病の伝染を防止するため、環境の消毒と死亡した家畜などの処分を行っています。(翻訳:任春生)
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