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11月26日 成都 晴れ
   2007-11-27 17:40:28    cri

 自貢印象(11月22日)

 宜賓での取材が終わり、夕方、自貢に向かった。

 先年の歴史がある「塩の都」である自貢市(自貢市提供)

 自貢は宜賓と成都の間にあり、「塩の都」として、昔から有名だ。地下水に溶け込んでいる濃いかん水(塩水)が噴出する「自流井」と皇帝専用の塩を作る「貢井」があることで「自貢」の名が得られた。

 自貢には「三絶」がある。それは塩、灯篭と恐竜だという。着いた夜、自貢の名物を盛り込んだ舞台劇を鑑賞した。

 自貢市の夜景(自貢市提供)

 翌日、自貢にしかない部門を訪れた。それが自貢市彩灯管理委員会だった。お正月の十五日灯篭を楽しむ習慣は中国各地にあるが、自貢の灯篭祭りは最も規模の大きなもので、最近では、それが様々な国や地域で披露され、ますますその名が知られるようになった。ほかの地域は灯篭祭りをやる時、わざわざ自貢の会社に頼んだり、職人を招いたりするという。来年の灯篭祭りはオリンピックをテーマにしたもので、出来れば私も見に行きたいと思う。  

 自貢市彩灯管理委員会の全体的な説明を聞いてから、自貢塩業博物館を見学した。博物館は西秦会館という古い建物の中にあり、博物館の名前は故・郭沫若氏が書いたものだという。 

自貢塩業博物館ー西秦会館

昔、塩を作る風景

 昼食後、かつて恐竜の化石が発見された大山鋪の現場にある自貢恐竜博物館を見学した。これは世界三大恐竜博物館の一つで、建物全体が恐竜の形となっている。ここで展示されているのは、一億六千万年前のジュラ紀中期の恐竜の化石で、その発見によって、ジュラ紀中期に恐竜が生息していたことが証明された。したがって、この博物館は世界の恐竜研究において重要な存在といえる。

 自貢恐竜博物館外観(ネットから)

 このほかに、自貢の民間工芸品にも「三絶」がある。扇子、絞り染め、切り紙である。自貢観光の際は、そういった工芸品が格好のお土産品となりそうだ。

自貢恐竜博物館のメイン展示ホール

自貢恐竜博物館には発掘現場がそのまま残されている

 (原稿:謝東)


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