今回の「生き生き中国」は、チベットの環境保全についてお伝えします。「中国の旅」でおなじみの周莉アナウンサーは8月にチベットへ取材に行ってきました。チベットの青空、白い雲、雄大な建物、そして、人々の日焼けた顔は、周莉アナウンサーに強い印象を与えました。
チベットの行政区画では、全部で六つの地区とラサ市があります。周莉アナは今回ラサ市と四つの地区を回ったそうです。ポタラ宮やジョカン寺、デポン寺があるラサ市をはじめ、ナムツォというきれいな湖があるナチュー地区やインドとの国境にあるシャンナン地区、チベットの江南地方と呼ばれるニンティ地区、そして、タシルンポ寺があるシガツェ地区と、どれも異なる風情が溢れる場所でした。
初めてチベットに行く人にとっては、高山病が心配されます。周莉アナの話では、いきなり標高が高いところに行くと、頭痛や目まいの症状が出ることがありますが、しばらく休んで、二三日経てば大丈夫だそうです。心臓や肺の病気などがなければ、心配はないということです。
ところで、チベットは「世界の最後の浄土」といわれるほど、美しい場所です。その青空、きれいな水を保護するために、チベットでは色々な取り組みをしています。今回の「中国ライフ 見る 聞く 歩く」のコーナーでは、ニンティ地区とラサ市の環境対策や自転車で高原の道路で走って、ボランティア活動をしている人たちについてお伝えしました。
また、「暮らしトピックス」では、「奥運(オリンピック)」という名前を付けられた人が全国で3500人近くいることや全国300あまりの都市で「愛心護理院(介護施設)」を設置したことについてご紹介しました。
それでは、番組をお楽しみください。
(作成:東)
|