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平和友好条約締結ーー中日関係の大いなる発展
   2007-09-28 15:24:42    cri

 1978年8月12日、黄華外交部長と園田直外相は、北京で『中華人民共和国と日本国との平和友好条約』に調印する。同年10月、トウ小平副総理が日本を訪問し、同月23日に挙行された中日平和友好条約批准書交換式に出席した。条約の締結は、両国の善隣友好関係が新しい段階に入ったことを示すものである。その後、改革開放の進展に伴い、中日両国の間で政治、経済、文化、教育など多様な分野で交流が拡大していった。

 1978年10月23日夜、福田赳夫首相と三枝夫人は首相官邸で晩餐会を開き、トウ小平副総理一行を歓迎した。この席で、トウ小平副総理は「中日平和友好条約では、中日両国は覇権を求めず、同時に、いかなるその他の国家または国家集団がこのような覇権を確立しようとする努力にも反対する、と規定されている。これは国際条約ではひとつの創意に富んだ偉大な試みである」と述べた。

 1978年10月22日、日本政府の招きで『中日平和友好条約』批准書の交換式に出席するため日本を公式訪問したトウ小平副総理は、東京に到着後、盛大かつ熱烈な歓迎を受けた。中国の国家指導者が日本を公式に友好訪問したのはこれが最初である。

 1978年10月23日午前、中日平和友好条約批准書の交換式が東京の首相官邸で行われた。

 トウ小平副総理、福田首相が出席したこの交換式で、黄華外交部長と園田直外相がそれぞれ本国政府を代表して批准書に調印した。この時から『中日平和友好条約』に二国間条約としての効力が生じたのである。

 トウ小平副総理と福田首相は交換式の後、それぞれ談話を発表しており、トウ小平副総理は「中日平和友好条約は中日共同声明及び中日国交正常化を継続し、発展させたものである。両国の善隣友好関係に更に強固な基礎を築き、両国の政治、経済、文化、科学技術など各方面の交流を前進させ、更に広大な未来を開くものであり、アジアと太平洋地域の平和と安全にも積極的な影響をもたらすものである」と述べた。

 1978年10月23日、裕仁天皇と良子皇后は皇居でトウ小平副総理、卓琳夫人と会見した。

 1978年10月23日、首相官邸で福田首相と親しく歓談するトウ小平副総理。

 1978年10月27日、京都の名所「二条城」を見学するトウ小平副総理一行。

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