昨日の夜、北京では大雨が降りました。日本人の友人と一緒に外食して、レストランを出ると、幸運にも雨はもう止んでいました。
雨上がりの夜、並木に沿って歩いていくと、すがすがしい気持ちになります。友人は気持ちよさそうに、こんな歌を歌いました。
『雨が空から降ればオモイデは地面にしみこむ
雨がシトシト降ればオモイデはシトシトにじむ
黒いコーモリ傘をさして街を歩けば
あの街は雨の中
この街も雨の中
電信柱もポストもフルサトも雨の中……』
かつて日本のフォークソングブームをリードした小室等さんの「雨が空から降れば」という歌です。歌詞も面白くて、メロディも素敵ですね。
笑った後、何かしみじみ、心にしみこんできます。
一夜、明けました。
この時期は、『ひと雨ごとに涼しくなる』と言われています。今日の北京の最高気温は22度。青空、強い風。すっかり秋の気配です。
(撮影・文:藍暁芹、撮影日:9月8日)
放送局ビルの屋上から
遠くには山が見える
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