中国国際放送局紹介 日本語部紹介
Home
ミャオ族の食事とパフォーマンス「苗族人家」
   2006-08-04 13:21:14    cri

苗族人家

酸湯魚料理

 中国は多民族国家である。55の少数民族と最大の漢民族と合わせて56の民族が暮らしている。"食の国"中国には、それぞれの民族が固有の味覚を持つ。その数も相当なものだ。今回ご紹介するのは、貴州省東部に居住する「清江苗族=ミャオ族」の料理である。

炊き上がった酸湯魚

料理はミャオ族の小姐が手伝ってくれる

 ミャオ族料理の一押しは、「酸湯魚=酸っぱい魚スープ」だ。でも魚の代わりに牛肉やヤギ肉を利用することもある。このスープに秘伝がある。それは、貴州の高山地の棚田で産出した米を炊く。炊きあがる前に重湯状のスープだけを取り出す。それにトマトのみじん切りを加え、煮込んだものがスープの素である。その中に野菜、豆腐、キノコ、少量の鷹の爪を入れて煮込んだものが酸湯料理になる。今回試したのはナマズがメイン。味は少し甘くて酸味のあるスープ、お酢などは使用せず、基本のスープを発酵させて作ったもので、"癖になる味"だ。

民族音楽の合唱

清酒と記念品を胸に掛けてもらう

 

 ミャオ族は、朝晩にこのスープを飲む、健康に良く、体内の油分を取り除く効果がある。食欲も出る。まさに「医薬同然」の料理である。ミャオ族の高齢者、子供に病人が少ないのは、この食生活が理由である。「メオ族の年よりは、100歳以上の人も多い。私のおばあさんは102歳です」と従業員のミャオ族のウエーターは話す。その他料理は、地域の食材を生かした、多くのメニューが用意されている。

美しい踊りも披露

 この食事が食べられるのは、地下鉄1号線、玉泉路駅から北へ50mのところにある「苗族人家」。小柄で可愛い小姐が、民族衣装で出迎えてくれる。食事が始まると彼女はウエーターに早変わり。食事が一団落すると、今度は歌や踊りを披露して、お客に愛想よく振る舞うのだ。北京に居ながら、山岳民族の雰囲気が楽しめるスポットである。

住所:北京市海淀区復興路83号

電話:6828-8465, 8970-6183

トレンドスポット
v 清代へタイムスリップ!宮廷料理を味わえる店「白家大宅門食府」 2006-07-28 16:12:41
v 「江南布衣」 2006-03-03 16:22:23
v 建外SOHO 2006-02-22 13:33:06
v 阿尤(ayu) 2006-02-10 14:24:31
v 北京じゃここだけ!オシャレ、面白グッズの店 2006-02-01 16:31:56
v 裸一貫から世界のチェーン店「鼎泰豊」へ 2005-12-26 11:33:56
  • 今日のトップニュース
  • 今日の国内ニュース
  • 今日の国際ニュース

  • • 基礎中国語
     皆さんは、ここで中国語と日本語に耳を傾け、フラッシュによる動画を楽しみながら、中国の風習や伝統文化を思う存分味わうことができます……

    • 「北京ワクワク」の購入について
     中国語講座「北京ワクワク」(上巻と下巻)のテキストは、日本の皆さんが初めて中国語会話を学習するための入門編です……
    |  link  |  E-メール  |