このコーナーではC.E.(China Economy)に関するデータをご紹介します。
130億ポンド
ロンドン経済商業研究センターの予測によりますと、2006年のサッカーワールドカップは32の参加国と地区に130億ポンドの経済効果をもたらし、そのうち、113億ポンドはヨーロッパの国と地区に流れ込むと見込まれています。予測によりますと、ホスト国のドイツは74億ポンドの収益を得るのをはじめ、イギリスは13億ポンド、フランスは12億ポンド、イタリアは7億ポンドの経済効果がある見通しです。時差の影響で、アジア経済収益が一番小さく、20億ポンドほどということです。
1万8364元
社会労働保障省によりますと、2005年、中国の都市部での平均年収は1万8364元で、2004年より14.6%伸び、物価上昇の要素を除くと、12.8%増になったことが分かりました。これは労働保障省と国家統計局が共に発表した『2005年労働と社会保障事業の発展統計報告』で明らかになったデータです。そのうち、国有企業の従業員の平均年収は1万9313元、民営企業の場合は1万1283元で、その場合は1万8244元となっています。
8万7000
中国では、今年の1月から5月までの自動車輸入量が、去年同期より8割増えて、8万7000台に達したことが12日の通関統計でわかりました。今年の1月1日から、中国は自動車の輸入税率を元の30%から28%に調整しましたが、7月1日から、またも調整され25%に下がります。市場関係者はこれについて「輸入車に対する新しい税率の実施によって、乗用車の価格はいずれも下がるだろう」とみています。
6478億ドル
中国税関総署が12日、中国対外貿易の輸出入統計データを発表し、今年1月から5月まで、中国の対外貿易の輸出入総額は6478億ドルに達し、去年同期より24%近く増えたことを明らかにしました。統計によりますと、EUは引き続き中国にとって最大な貿易パートナーであり、1月から5月まで中国とEUの双方貿易総額は983億ドルに達しました。アメリカ、日本、ASEAN・東南アジア諸国連合はEUに次いでいます。
1.4%
中国国家統計局が12日、発表したデータによりますと、5月の消費者物価指数(CPI)は去年の同じ月と比べて1.4%上昇したことが分かりました。これは3ヶ月連続の上昇です。中では、住宅や交通費の上昇幅が比較的に大きくなっています。一方、中国の中央銀行である中国人民銀行がこのほど発表した通貨政策報告では、今後も価格上昇の勢いが強く、インフレのリスクに注意すべきだとしています。
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