中国国際放送局紹介 日本語部紹介
Home
博物館めぐりーー「中国銭幣博物館」
   2007-06-14 10:31:29    cri

 天安門広場の西南側に西交民巷と呼ばれる静かな通りがあります。この一帯は解放前まで、中国金融業の中心でした。各銀行はこぞって店舗を構え、最盛時には15もの銀行があったそうです。

 その一つに保商銀行というのがありました。1910年の創立で、主に天津の貿易商などを相手にしていました。その10年後に、西交民巷で普通商業銀行としての営業を始めました。中国銭幣博物館は、この建物を利用して2003年にオープンしました。由緒ある建物ですから、北京市の「文物保護単位」の指定も受けています。 

 実は博物館は1992年に中国人民銀行総行(本店)の中に、ひっそりと設けられていました。貨幣の収蔵、展示は、中国の歴史と文化を広く伝えるためにはどうしても必要です。しかし、銀行の業務のかたわら、見学者を大勢迎え入れる、というのは安全面でも心配です。5、6度の引越しでやっと落ち着いたわけですが、関係者は「もっともふさわしい場所」と喜んでいます。

 玄関を入ると1階が特別展示、2階が秦から清代までの古代銭、3階が近代銭の各コーナーとなっており、陳列台の前には、丁寧な説明文が並んでいます。日本語のできる案内員もいます。日本語テープが聞けるガイドホーンの貸し出しもあるので、安心です。 

 中国で銅銭が使われ出したのは、紀元前221年、秦帝国が成立してから、といわれています。直径5センチぐらい、真ん中に穴があけられたもので、当時、重さを量る単位だった「銖」が、そのままお金を数える単位となりました。これが唐代の初期まで続き、その後は「宝」となり「圓」、つまり「元」を呼称にするようになったのは清の時代になってからです。皇帝が変われば、貨幣が新しく作られたことが多く、清の康煕帝時代は61年間も同じものが使われたそうです。一方で、鋳造されたものの、流通しないままに終わった短命皇帝の例もあります。

 博物館に入ると、こうした歴史の流れも理解できます。収蔵品は約30万点です。月曜を除く午前9時から午後4時まで参観が可能。入館料は10元。地下鉄なら前門下車が便利です。

博物館めぐり
v 中国国家博物館 2007-06-07 16:16:14
v 「博物館めぐり」ーー中国科学技術館 2007-04-19 14:04:10
v 北京石刻芸術博物館 2007-04-12 16:29:40
v 「博物館めぐり」ーー中国美術館 2007-04-05 12:52:01
v 「博物館めぐり」ーー炎黄芸術館 2007-03-22 13:03:01
  • 今日のトップニュース
  • 今日の国内ニュース
  • 今日の国際ニュース

  • • 基礎中国語
     皆さんは、ここで中国語と日本語に耳を傾け、フラッシュによる動画を楽しみながら、中国の風習や伝統文化を思う存分味わうことができます……

    • 「北京ワクワク」の購入について
     中国語講座「北京ワクワク」(上巻と下巻)のテキストは、日本の皆さんが初めて中国語会話を学習するための入門編です……
    |  link  |  E-メール  |