中国生まれのアニメの人気が急上昇……中国人留学生の著書が日本の経済界から大きな反響……北京の外交学院でドラマやアニメのアフレコ大会を開催……「カルチャーワイド」、この一週間の文化ニュースをお伝えします。
内蒙古自治区では「ウランムチル(赤い新芽)」という演芸団体が活躍しています。「演芸」といいながらも、実は、歌や踊りを披露するほか、科学知識の普及や農業機械の修理、美容・理髪などのサービスも提供する多機能の団体です。
モンゴル族で構成されることから、ウランムチルは内蒙古自治区で大きな人気があります。地元の人々は、ウランムチルが公演に来ると聞いたら、みんなで何十キロも馬を走らせ、ウランムチルを迎えにいくそうです。
結成されて50年、ウランムチルから有名な歌手が数多く生まれています。デデマ(徳徳瑪)さんがその一人です。番組の中で、デデマさんと、もう一人のモンゴル族名歌手・トンゴル(滕格尓)さんの歌をお送りします。詳しくは、「カルチャーピックアップ」でご紹介します。
中国の漢方薬剤には、「何首烏」というものがあります。その名前の由来はなんでしょうか?
唐の時代、河東郡(いまの山西省あたり)のあるお寺の近くに、両手で膝を抱きうずくまっている、疑わしい男がいます。全身が黒く、まったく動く様子はありません。この男には何が起こったのでしょう?
林涛さんの「中国昔話」では、「何首烏」と「うずくまった男」という2つのお話をお送りします。
今週の「カルチャーパワー」、どうぞお楽しみください!(鵬)
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