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「博物館めぐり」ーー北京新文化運動記念館
   2007-01-18 11:11:55    cri

 北大といえば、清華大学、上海の復旦大学とともに、中国最難関の大学です。円明園の南、中関村の一画を占める広大なキャンパスは、多くの人を引きつけています。その北大の発祥地となった建物が今も残り、北京新文化運動記念館として一般公開されています。

 天安門広場側から故宮に入り、北門を出ると景山公園、北海公園の散策路になります。この道を東の方へ歩くこと10分、赤いレンガ色の4階建ての建物が見えてきます。通りの名は「五四大街」。歴史に名が残る「五四運動」にちなんでつけられた名前です。これは第1次世界大戦後に結ばれたベルサイユ講和条約に対し、1919年5月4日、学生たちが天安門広場で反対運動に立ち上がったことによります。この「五四運動」は青年たちの愛国運動として、中国では重要な教育の柱になっています。

 もう少し歴史をさかのぼれば、1910年代に「新文化運動」という文化啓蒙運動がおきました。科学や民主の重視、文学改革など当時の遅れた社会に反旗をひるがえすものでした。陳独秀、魯迅、周作人といった人たちがリーダーに名を連ね、『新青年』などの雑誌の創刊も相次ぎました。

 その運動の拠点となったのが、この記念館です。北大は1898年の清代に京師大学堂として設けられました。1912年に国立北京大学となり、建物は「紅楼」、つまり赤いビルと呼ばれました。「紅楼」は文学系の授業の使われ、学生の宿舎もこの中にありました。北京の地図には、いまなお「紅楼」と表示されているものもありますが、記念館として一般公開が始まったのは2002年4月からです。

 中は新文化運動や五四運動の紹介、創刊された雑誌の展示室などがあります。当時の教室はそのままで、黒板や椅子も残っています。北大の学生ばかりでなく、いわばもぐりの聴講生も数多くいて、学問への熱意に押されて学校側も大目に見ていたようです。

 新聞閲覧室に入ってみましょう。活字をむさぶるように読んでいた若者たちの姿が目に浮かびます。

 ここで、毛沢東主席がアルバイトをしていた時代があります。受付係で、彼が座っていた横長の黒い机もそのまま。貧乏学生だった毛沢東主席の当時の給料は8元でした。

 経済の発展にばかり目が向けられがちですが、副館長の郭俊英さんは、「文化や歴史にも関心を向けなければならない」といいます。同感です。

 所在地:北京市五四大街29号

 電話:010ー64024929

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