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(三)西鳳酒ー2
   2006-08-23 21:06:20    cri
 つまり、当時ここ柳林で作られるお酒はそれは美味しかったのでしょう、今でも「東湖の柳と西鳳の酒」と言う美談が残っているほどです。また、唐代の貞観年間、西鳳酒は、酒樽を開けるとまわり十里にその香りがただよい、壁を隔てた隣の何軒かの人々を酔わせたといいます。のち明の時代になりますと、鳳翔には酒を作る工房がいたるところにでき、その香りは町全体にただよいました。こうして鳳翔の醸造業は栄え、ここを通る旅人は、その美味さを知って馬車を止めたり、香をかいで馬を下りるといい、地元でできる西鳳酒を味わうことを楽しみにしていたそうです。また北宋の嘉佑7年にかの詩人でもある蘇東坡が鳳翔にて役人をしていたとき、この柳林の酒を讃え、花開くときの美酒は酔いにくく、南山に来て山景色を眺めをみるという意味の詩をよんだといいます。何ですかね。さあ、酒好きだから、酒が美味く、気分がよければ色々といいますからね。失礼!

 ねえ!やっぱり美味い酒は人を引き付けますよね。もしこの林涛がその時代に生きていたら、鳳翔の居酒屋の常連になってますよ。きっと。ま。毎日酒に浸っているかもしれませんがね。

 ところで中国でも日本でもいい酒を作るにはいい水が必要だというようですね。美酒の生まれる土地には必ず名泉ありといわれますが、実はここの水の水質と土壌は酒造りに適しているんですね。またあの「史記」という本を持ち出しますが、この本には、秦の雍城の西18里のところにある柳林の水は甘く、泉の水は勢いよく吹き出ることから"玉泉"と名付けられた。ここの百姓たちは、病気なると決まってこの"玉泉"の水を飲み、その病を治していた。またこの泉の水で醸造された柳林酒は香りがよく美味く、当時の最高の美酒とされ、秦の駿馬と共に国宝とされていたと書いてありました。そして、ここの雍山には、五つの泉があり、麓を流れる川の源となっていて、この水で洗った野菜は、7日間ほって置いても傷まないということ。(へえ潤オ!どんな成分が入っているんですね。)ともかく、すごいですね

お酒
v (四)西鳳酒ー3 2006-08-23 21:06:05
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