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(二)中国酒の種類と起源など
   2006-07-04 11:24:19    cri

中国酒の種類と起源など(その二)

ーー中国の八大銘酒と酒の収集家

 さて、中国では1950年代に八大銘酒というものが選ばれましてね、この八大銘酒とは、中国の全国評酒会議で選ばれ、中国で最も優れた酒を指します。1952年の第一次評酒会議で選ばれた八大銘酒は、汾酒(これは白酒)、茅台酒、瀘州老窖特曲酒、西鳳酒(この三つも白酒)、紹興加飯酒(これは黄酒)、金奨白蘭地(これはブランデー)、瑰香紅葡萄酒と味美思。この二つは果酒です。実は以上のものは40年以上も前に、ベスト8にえらばれたもので、今ではかなり変わっているでしょうね。それに1970年代になって、全国18大銘酒、48の全国優良酒などが選ばれ、もし21世紀に入ってからお酒を評価するコンテストが開かれれば、どれだけ沢山の美味しいお酒がでてくるかわかりませんよね。また地方のお国自慢の名酒、また名酒とまで言われなくても、一定の愛好者をもつお酒は、中国全国では果たしてどのぐらいあるのでしょうか?これがなかなか分らないんですよ。正確な数字を知りたければ関連の統計局に聞けばいいとおっしゃる方もおられるでしょうが、実は正確な数字は少数民族地区や辺鄙な地方にもあるだろうからといってすぐにはわからないそうです。でも、これはいつか、新聞で見たのですか、酒文化の収集家の話です。この人は自分では、お酒は一滴も飲まない、しかしお酒を集めるのが趣味なのだそうです。この林涛にはまねできません。

 そして1950年代からお酒や酒に関連する資料の収集をはじめ、これまで蒸留酒だけでも999種類、お酒を歌った詩は4000年ほど前の夏王朝から現代に至るまで合わせて999首、そのほか、酒器、酒の歴史書などを集めたということです。中国のお酒のうち、蒸留酒だけでも、999種も集めたというのですから、実際にはもっと沢山あるでしょうね。でも、999種類ものお酒を集めるのは大変だったでしょうが、この方の家には、酒蔵でもあるのかな?その999本ものお酒をどこに所蔵してるのかな?それに自分は一滴も飲まないのに、中身を飲んで容器だけを残してもいいのにね。ま!それだけ集めるという熱心さにも感心したりして、これには驚きましたね。この林涛は白酒ばっかり飲んでますけど、このような蒸留酒がそんなにあると聞くと「うへ!」と声が出ました。もちろん甘口と辛口があるんでしょうが、私の好みの辛口だげでも半分ぐらいになるんでしょう。

お酒
v (三)中国酒の種類と起源など 2006-07-04 11:23:24
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