中国国際放送局紹介 日本語部紹介
Home
陳独秀ー思想家、中国共産党の創設者
   2006-05-10 09:51:20    cri

 陳独秀(1879ー1942)は安徽省懐寧県の出身で、思想家、中国共産党の創設者です。23歳の時、反清朝宣伝を行ったことで日本に亡命しました。東京高等師範学校、早稲田大学などで学んだことがあります。1906年、同盟会会員となり、帰国後、上海や安慶(現在の安徽省にある)などで口語の新聞を発行し、辛亥革命にも参加しましたが、反袁世凱闘争の最中、再度日本へ亡命しました。

 国に戻った後、1915年上海で「青年雑誌」(翌年「新青年」と改称)を創刊し、「新青年」の発刊のことば《敬告青年》の中で、「民主」と「科学」のスローガンを掲げ、これらを汽船の両輪に例えました。彼は儒教批判・文学革命を説き「新文化運動」の旗手となり,青年学生に大きな影響を与えました。1917年初め、陳独秀は北京大学文科学長に就任し、編集部もこれに伴って北京に移り、さらに組織も改造、拡大されました。そのメンバーは、陳独秀、胡適、李大釗、魯迅、銭玄同、劉半農、周作人、沈尹黙、呉虞、高一涵、沈兼士らです。

 1919年の五四運動では、李大釗と共に指導的役割を果たしました。軍閥政府によって一時逮捕されましたが、出獄後、上海に出てマルクス主義の研究と紹介に努めました。

 1919年上海で共産党の創設に着手し,1921年の創立大会では総書記に選ばれ,その後党の最高指導者となりました。国共合作以後はコミンテルンの指導により,右傾化する国民党との提携維持につとめたため,1927年右翼日和見主義者と批判され,1929年トロッキストとして党から除名されました。1932年国民党に逮捕され,1937年に釈放され、1942年四川省江津で63歳で病死しました。

人物
v 袁世凱 2006-04-26 10:26:35
v 栄禄 2006-04-19 10:53:33
v 左宗棠 さそうとう 2006-04-12 10:47:39
v 李鴻章 2006-04-05 10:57:11
  • 今日のトップニュース
  • 今日の国内ニュース
  • 今日の国際ニュース

  • • 基礎中国語
     皆さんは、ここで中国語と日本語に耳を傾け、フラッシュによる動画を楽しみながら、中国の風習や伝統文化を思う存分味わうことができます……

    • 「北京ワクワク」の購入について
     中国語講座「北京ワクワク」(上巻と下巻)のテキストは、日本の皆さんが初めて中国語会話を学習するための入門編です……
    |  link  |  E-メール  |