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新しいものが次第に古くなって、既存のものを基盤に、新たなものがどんどん現れていくのは、文化です。
今日は、中国の5千年にわたる伝統ある文化ではなく、インターネットに現れた新しい文化現象についてお話したいと思います。
いつの間にか、「インターネットに日記を書く」、という言い方が中国で聞かれるようになりました。
自分の机にある日記帳以外のところに自分の考えや日常生活を書く。友達の書いた記事を読んで感想を述べる。大学生同士で就職の情報を交換する…
そんなさまざまなことを、インターネットにおいて可能にしてくれるのは、「ブログ(blog)」です。
ブログとは、ウェブ上に残される記録という意味の「ウェブログ(weblog)」を略した言葉で、個人や数人のグループで運営され、定期的に更新される日記のようなウェブサイトの総称です。皆さんはそこに、社会的な出来事や興味のある事柄について、個人的な意見や批評、解説などを書くことができます。
その利用者は、「ブロガー」と言いますが、中国語では、「ブログ」も「ブロガー」も統一して、「博客」と呼ぶのです。(以下、区別がつくように、「博客」ではなく、「ブログ」と「ブロガー」を使う)
ブログは、1999年にアメリカで誕生しましたが、中国に伝わってきたのは、2002年のことです。去年あたりから、爆発的に広がり始めました。関係部門の統計によると、去年末まで、中国では、ブロガーの数が1600万人に上ったそうです。そして、2007年になると、それは、1億人近くまで増えると予測されています。
ブロガーと呼ばれる人たちは、ほとんどが自分のブログに日記を書いたり、写真や音楽を載せたりしますが、ブログを利用するなか、新鮮なアイデアができ、その用途の拡大に期待を持つ人もいます。
「私は、常に自分の見たことや考えを友達に伝えたいので、外出先などパソコンが手元にないときでも、携帯電話から記事を書いたり、ブログを読むこともできるようになったらと思います。」(張ヨウ・大学四年生)
「ブログを政治などに使ったらどうかと思いますが…指導者たちは、自分のブログを作って、そこに、政策を発表したり、一般庶民と意見を交換するようになれば、もっと便利になりますね。」(陳エイ・サラリーマン)
これらブロガーと一緒に、ブログの中国での「今後」を見守っていきましょう!
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