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多くのレベルで中日交流が再び活発に 参院議長訪中で新華社解説
   2006-10-18 10:54:38    cri
 日本の扇千景参院議長が15日から17日まで代表団を率いて中国を訪問し、また東京で行われている「中日与党交流」会議や両国外務省の定期戦略対話もあり、中日関係は行き詰まり打開後、議会、政党、政府など各レベルの政治交流が活発になる状況が再び見られ始めている。

 中国現代国際関係研究院日本問題研究所の王珊・所長は新華社記者の取材に、安倍晋三首相の訪中成功と扇議長の今回の訪問を中日関係が良好に相互に作用する時期に入ったことを示すものとみることができると語った。

 また「中日の政治面の頻繁な動きは、この二つのアジアの大国が関係を修復し、共通の利益を固めるために努力するという強い政治的意思を外部に示すものである」と指摘した。

 扇議長は中日関係の行き詰まり打開後に中国を訪問した最も地位の高い政治家で、参院議長の訪中は1999年4月の斉藤十郎氏以来、7年半ぶりである。中国は扇議長に対して高いレベルのもてなしを行った。胡錦涛国家主席、賈慶林中国人民政治協商会議(政協)全国委主席、曽慶紅国家副主席が会見し、呉邦国全国人民代表大会(全人代)常務委員長が会談し、全人代と参院の定期交流についての了解覚書が調印された。

 胡主席は扇議長の今回の訪中を「安倍首相の訪中成功に続く両国の高いレベルの重要な訪問」とし、全人代と参院の定期交流が決まったことに祝意を表した。

 胡主席は「議会の交流は中日友好交流の重要な部分である。全人代と参院の定期交流は両国の立法機関の交流に新たな重要な場をもたらした」と述べた。

 定期交流に関する覚書の中で、中日双方は「各分野の交流と協力を一層進めることは両国民の根本的利益に役立つ。議会間の交流強化は相互理解と信頼を増進し、両国間の協力を拡大するのに役立つ。定期交流の決定で、この目的を達成するための有効な基礎が築かれた」と確信するとしている。双方は議員会合を定期的に開催し、二国間関係や国際的、地域的問題および両国の国際社会における役割と協力などについて意見交換することを決めた。

 中国駐在日本大使館のブリーフィングで、扇議長は内外記者団に対し、日本は中国との関係を重視しており、対中関係を積極的に発展させることは各政党と国民の共通認識になっていると語った。

 また中国は現在、調和のとれた社会を構築しつつあり、私の今回の訪問の目的は参院と全人代の協力を促し、調和のとれた日中関係を築くため努力することであると述べた。

 中国のメディアの最近の調査によると、調査に答えた中国人の76・9%は良好な中日関係は中国にとって「非常に重要」、「比較的重要」と考えており、「重要でない」、「ほとんど重要でない」は7・1%だった。

 日本の共同通信社が10日と11日に実施した日本の世論調査でも、安倍氏が首相就任後直ぐに中韓両国を訪問したことについて、83・2%の人が「評価する」、「ある程度評価する」とし、「なんら評価しない」、「評価しない」は13・1%だった。

 王珊所長は「両国の世論調査の結果、両国人民の中日友好の願いが示された。中日の政治関係の行き詰まり打開と多くのレベルの交流の活発化は中日関係の発展に得がたい戦略的チャンスをもたらすものである」と指摘した。

中日
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