中国国際放送局紹介 日本語部紹介
Home
中国古曲の研究に生涯をかける坂田進一先生
   2005-12-13 17:03:19    cri

  

 日本の音楽家・坂田進一先生との出会いは偶然と言えば偶然であった。

 東京で開催されるある日本在住の中国人書画展を見ているところ、古琴などの楽器を抱える何人かの日本人が入ってきた。書画展見学になぜ楽器を持ってくるのだろうと不思議に思った私は彼らに聞いた。見学後中国の古曲を学びに坂田進一先生の音楽研究所にいくと言っていた。日本人に中国の古曲を教える日本人がいるなんてと興味が沸いてきた私は坂田進一先生と連絡を取り、古典音楽研究所に行って取材をすることを約束した。

 が、後に坂田先生に何度も電話をしましたが、なかなか連絡が取れない。やはり忙しいだろう。ようやく連絡を取れた。ある日、約束通りに私は渋谷から地下鉄銀座線に乗って東京上野公園の近くにある坂田先生の古典音楽研究所に行った。坂田先生はドアを開けてくれた。入ってみると、その古典音楽研究所と言っても広くはなく、周りの本棚には《唐楽古譜訳》、《中国古代書法資料輯要》、《中国音楽資料》、《琴府》、《日本の胡弓と中国の二胡》、《古典講義提綱》など中国音楽関係の本がぎっしりと並べられ、中国人音楽家の家にいるような気がしてならない。部屋には外国の音楽関係書籍以外に古琴や二胡、その他の楽器も何種類がある。これら音楽関係書籍の中に中国関係の本が一番多い。    

 日本の音楽最高学府を卒業した坂田先生は西洋音楽にも造詣が深い。しかし、中国の古典音楽研究を生涯の事業とし、また、古曲を古琴で演奏するレベルが高く、日本で高い評価を受けている。坂田先生は中国の同業者との交流もよく行い、中国人友達が沢山おり、その中国の著名な古琴演奏家が書き、壁にかけてある書などからも伺い知ることができる。

通信
v 中国の子供たちに希望を与える日本人ーー龍道華彩さん 2005-12-07 14:48:05
v サッカーを通じて 2005-11-30 14:31:58
v 北京国際友好人士昆明湖ウォーキング・競走 2005-11-23 11:42:17
v 北海道新聞、日中韓の若者ネット座談会を主催 2005-11-09 14:12:29
v 日本と中国のジャーナリストの交流会 2005-11-02 15:58:15
  • 今日のトップニュース
  • 今日の国内ニュース
  • 今日の国際ニュース

  • • 基礎中国語
     皆さんは、ここで中国語と日本語に耳を傾け、フラッシュによる動画を楽しみながら、中国の風習や伝統文化を思う存分味わうことができます……

    • 「北京ワクワク」の購入について
     中国語講座「北京ワクワク」(上巻と下巻)のテキストは、日本の皆さんが初めて中国語会話を学習するための入門編です……
    |  link  |  E-メール  |