日本ロボット工業会の主催による「2005国際ロボット展」が11月30日から12月3日にかけて東京ビックサイトで開催されています。
この展覧会は、愛・地球博におけるサービスロボットの活躍やロボカップ世界大会の開催などを背景に、サービスロボットに対する関心が高まりつつある中、サーブすロボット分野の産業振興的に取り組むため、企画されたものです。
日本のロボット技術は世界において先進的な水準にあり、将来の日本の基幹産業として大きな発展が期待されてるそうです。「新産業創造戦略」において新産業七分野の一つとしてロボットを挙げており、近年約5000億前後で推移している市場が、2010年には約1.8兆円、2025年には約6.2兆円に拡大すると見込まれています。この中で、家庭、オフィス、医療などの分野で活躍する産業用以外のロボットは大幅な成長が見込まれていますが、現在、サービスロボット市場は1ー2%程度ときわめて小さい状況にあるそうです。
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