5月23日早朝、私たちは新大阪駅から東京行きの新幹線のぞみ号に乗って、東京に向かって出発しました。始めて新幹線に乗るので、みんなどきどきしています。団員の閻さんは、「いまはわくわくしている。新幹線という名前は幼ない頃、ある日本映画を見た時覚えた言葉で、いつかこの先進的な乗り物に乗ってみたいという夢を持っていた。今日は、この夢がまもなく実現できるので、嬉しくてたまらない。また、このような高速列車がいつかわが国でも走れるようにと期待している。これを目標にわれわれ若者は努力しなければと思う」と話してくれました。
のぞみ号新幹線に乗って、2時間40分後、東京駅につきました。東京での8日間、池袋ハローワーク、国会議事堂、お台場を見学し、また、自治体国際化協会の職員と座談し、関心を持つ問題について意見を交わしました。みんなが最も期待したのは熱海での中日青年の合宿セミナーです。二泊三日で、中日45人の青年は中日関係や高齢者問題、公務員制度、農村部医療問題、女性の就職と育児両立の問題、農業問題などについて、意見交流を行い、また、一緒に温泉に入ったり、カラオケで歌ったり、酒を飲んだりしていました。両国青年は友情が深まり、仲のいい友達になりました。三日間の合宿セミナーはあっという間に終わりましたが、参加者はこのような合宿活動が長くあればいいなと感想を語りました。
5月31日、地方視察として、地域振興分団は奈良市を訪れました。奈良市での7日間、企業のシャープ社を見学したり、明日香村を見学したりしていました。また、奈良都市建設センターを訪問し、世界遺産平城京遺跡、東大寺なども見学しました。そして、みんなが期待していた民宿活動に参加し、ホームスティしました。団員は日本の方の家で、餃子パーディーをしたり、中華料理を作ったり、女性団員が家庭の主婦として子供の世話をしたりして、楽しい2日間を過ごしました。また、日本人の家族と深い友情を結び、送別会で日本人家族と分かれた時、みんな涙を流しながら、日本の家族はぜひ中国にいらしてください、中国で待っているよと告げた後、再見と言いました。
6月7日、4コースのすべての団員は無事にJICA大阪国際センターに戻り、そこで、報告会及び中国青年視察団の閉会式が行われました。報告会で、みんなの興奮した顔から、今回の日本訪問が大成功、みんないろんな成果を収め、いろんなことを体験したということが伺えます。今回の日本訪問は私たちの一生忘れられない思い出になったと王暁棟総団長は語りました。
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