近代化の進むことにつれて、人々の生活様式は大きな変化が発生しました。中国は20年ぐらい前にまだ自転車の海でしたが、ここ数年、車の数がどんどん増え続け、中国も車社会に入ったと言われています。
「仕事が忙しくて休む時間がない」、「毎日車に乗っているから運動しない」など訴える人も多くなっています。実は自分の健康をうまく管理するためには、原点に戻り、できるだけ体を動かして、歩くことから出発するのが一種の解決策なのでしょう。
ウォーキング運動は1908年オランダーから起こり、現在までおよそ百年ぐらいの歴史を持っています。今、ウォーキングはすでに世界の多くの国々で広がりました。2005年5月28日から29日までの二日間、「健康・平和・交流」をテーマにした第三回大連国際徒歩大会が中国東北部の港町?大連で行われました。
日本からも大勢のウォーキングの愛好者がこの大会に参加しました。6月1日、大阪・関西歩け歩け協会の伊藤会長、池田副会長、稲垣事務局長ら一行をスタジオでお迎えして、お話を伺いました。
大阪・関西歩け歩け協会一行は今回六日間の中国旅行を組みましたが、大連徒歩大会のほかに、北京を訪れ、たくさんの景勝地を見学しました。中国の旅の感想について、「中国の人は皆さんやさしい。たくさんの人は親切に声をかけてくれる。日本語のできる人はやはりちょっと話してくれる。中国の広さ、大きさ、そして人の多さに関心した。中国には文化遺産の多いことに気づいた。将来、チャンスがあれば、ぜひこれらの文化遺産をじっくり見てみたい」などと語ってくれました。
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