北新疆の旅
新疆の最北端にあるカナス湖は新疆で最も美しい風景区で、ヨーロッパのジュネーブ湖と似たような生態環境を持つ地域です。ここは年中気温が低く、真夏でも朝晩は寒く、コートが必要です。
カナスからウルムチへ戻る途中に、風食地形で有名な魔鬼城を見学してもいいです。その風が描いた千差万別の形の岩石は、他の場所では絶対見られない風景です。
ところで、新疆で最も豊かな場所はイリです。イリまでは二つのルートがあります。行きは北のルートで行くと、新疆で最も標高が高く、面積の広い高山、冷水湖である賽里木湖や世界四大高山河谷草原の一つ那拉提草原を経由できます。
イリではカザフ自治州の首都、伊寧市とその周辺には、観光スポットが多くあります。イリの将軍府、恵遠古城、庫魯斯草原の石人、それに、阿克亜孜の岩石に描かれた絵などいずれも有名な歴史的文化財です。
イリから南のルートで戻ると、喬尓瑪で独庫道路に沿って、さらに南へ行くと、西天山に抱かれたバインブルク大草原に着きます。これは中国で二番目に大きい草原で、その中にある白鳥の湖は一万羽以上の白鳥がいる中国で最大の白鳥の生息地です。
この他に、北新疆にはアジアで最も大きい風力発電所である柴窩堡発電所、吉木薩爾にある五色湾、呼図壁にある石門子の岩石に描かれた絵などたくさんの観光スポットがあります。
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