国務院委員会の陳至立委員は、1998年から2003年まで教育相を担当しました。北京五輪期間中は、選手村の村長として、世界各国の選手を迎え、広東語などの方言で挨拶するなど親しみを感じさせました。女性政治家として、ごく普通の人の暮らしを送っていると、記者のインタビューにこたえて、述べました。
1日のスケジュールについては、「遅寝早起きタイプで、夜1時ごろ寝て、朝7時ごろ起きる。朝食と夕食は家で取り、お昼は仕事場で取る。食事の接待は少ない」と述べ、全国各地へ出向き調査を行うことや、インターネットでニュースを読むのが好きだと話しました。
家事の面では、若いときにほぼ1人でやってきたが、今は姑が二人の子供の面倒を見たり、家事を手伝ってくれたりして、強い味方になってくれているということです。
仕事をしている女性に対して、「女性であることを大事すると同時に、女性であることを忘れること。つまり、日ごろから視野や構想、心を広げることに努めて、苦しみを怖れず、損得を気にしないこと」などを提案しました。また、健康を保つことも欠かせないと強調しました。(朱丹陽 大沢)
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