ロシアのメドベージェフ大統領がベネズエラを訪問する前に25日、ロシア北方艦隊の軍艦4隻がベネズエラ海軍と合同軍事演習を行うため、ベネズエラ北部の港ラグアイラに着きました。

　ベネズエラ海軍による歓迎式典では、軍事演習が12月1日から始まることが明らかにされました。今回の軍事演習は、港付近ならびに海上で行われます。全体的な戦術演習のほか、「麻薬取締りと反テロ」、「通信と防空」といった具体的な演習内容も盛り込まれており、見学や学術交流も行われる予定だということです。

　今回のロシア艦隊の演習グループは、原子力ミサイル巡洋艦「ピョートル大帝」、大型対潜艦「アドミラル・チャバネンコ」とその護衛艦からなっています。一方、ベネズエラは海兵隊、海軍特別作戦部隊、海岸警備隊、航空部隊から派遣された数百人が参加します。（翻訳：KH）